読んだら忘れない読書術 精神科医が教える [ 樺沢紫苑 ]
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この本はふらりと立ち寄った書店でふと目に留まって、とても面白そうな内容だったので買ってみた本です。
本のタイトルにある「読んだら忘れない読書術」とあるように、記憶にとどめて人生の役に立つような読書方法を解説した本です。
私は通勤電車や空き時間で本を読むことが多いのですが、読むとそれで満足してしまい数か月もすると内容などすっかり忘れてしまう事が多かったので、とても興味を持って読むことができました。
内容は、本をパラパラと眺めた時点で文の構成やレイアウトなどとても読みやすいので、読書をあまりしない方でもとても読みやすい本です。
さすが読書術を解説した本だと感じました。
どうやったら忘れない読書ができるのかというのをほんの一部紹介すると、
②読んだ内容を自分なりに何回かアウトプットしてみる。
③人間の集中力の関係で、一気に読むのではなく細切れの時間で読むのがよい
といった内容です。
著者は精神科医で脳科学に基づいて記述された内容で、著者が実践している内容を実例を交えて解説されているためとても説得力があります。
私を含め、本を読んでもなかなか生活や仕事に生かせないという方は多いと思いますが、そうした方にぜひおすすめしたい本です。
私もこの本を読んで読書方法を改善するように努めたところ、確実に以前よりも本の内容が身についています。
読書好きの方は必読の1冊だと思います。