先日JR定期券の区間変更を行ったので、手続き方法を紹介します。
JR定期券の区間変更の方法
JR定期券の区間変更という手続きは、厳密に言うとできません。
なので、区間変更と同等の事を行いたい時は、
- 現在の定期券を解約する
- 新区間の定期券を新規購入する
といった2つの手続きにより、区間変更と同等の事を実現させています。
なので、定期券の有効期限が現在の定期券とは変わる可能性があります。
手続きに必要なもの
JR定期券の区間変更に必要なものは、以下のものです。
- 現在の定期券
- 運転免許証等の身分証明書
- (定期券をクレジットカードで購入した場合)購入時に使ったクレジットカード
- 定期券購入代金(クレジットカードでも可)
定期券をクレジットカードで買っていた場合、解約して戻って来るお金はクレジットカードに戻されるので、現金で返ってくるわけではありません。
いくら戻ってくるの?
区間変更による払戻額は、以下の計算方法で求められます。
戻る金額 = 定期券購入時の金額 -(使用済旬数 × 日割額×10)- 手数料220円
(区間変更をするための計算方法と、単に定期券を解約するだけの計算方法は異なります。)
※使用済旬数:使用済み日数を10で割り切り上げた数(例:35日→4旬)
※日割額:定期券額を1か月=30日として割り、切り上げた額(例:)
例として、34,210円で購入したの6か月定期を85日目で区間変更する場合は、
使用済旬数:85÷10=8.5 切り上げる → 9旬
日割額:34,210円÷180=190.0555 切り上げる → 191円
払戻額:34,210円 ー (9旬×191円×10)-220円 = 16,800円
が払い戻される金額となります。
なので、使用日数が10日単位の時に手続きするのがお得ですね。
注意点として、
定期券は1か月以上の残日数が無いと払い戻すことができないため、
残り有効期間が1か月を切っている定期券は区間変更も払い戻しも出来ません。